あらすじ
畑デビュー1年目はスタートダッシュを切ってそのまま燃え尽き状態に。
雑草の脅威にさらされ梅雨明け以降は畑から足が遠ざかっていました。
そんなある日モチベーションを取り戻すきっかけが…
2020年9月末から畑の未開拓部分の整備に取り掛かり少しずつ形になってきました。

そんなタイミングで農業セミナーへ
農業セミナー
10月下旬の週末農業セミナーへ行きました。
そのセミナーは「自然農法」という手法を推しています。
自然農法とは無農薬・無化学肥料で野菜を作る農法です。
何だか怪しいですって?
否定はしません!
私も始めはわけも分からず参加したのですが、毛色が違って面白いので何度か通っている感じです。
講師に最近の開拓事情の話をしました。

雑草の除去にかなり苦労してます
特に地中の茎には〜

そんなに掘らなくても大丈夫です!
雑草除去は表層2~3cmだけやれば十分です

マジっすか!?

基本は省エネの方向です
畝も1回作ったら10年は使えます!
なんということでしょう。
クソほど苦労した雑草処理が徒労だったなんて…
話を聞くに
・雑草除去は作物の生育を阻害しない程度で十分
・土を掘り起こすと地中の微生物を掻き乱すことになる
そしてとても大事な事を教わりました。
雑草はそのまま?
雑草は茂らせっぱなしで良いそうです。
雑草が作物を飲み込みそうになったら刈る位でOK
ひっこ抜くのはNG
そういえば最初のセミナーでそんな事言ってた気がします。
すっかり忘れてました👉😜
雑草を生やす方がメリットが多いそうです。
雑草生やす→植生の多様化→生物の多様化(地中の微生物・菌も)
→特定の虫・菌の過剰な繁殖を防ぎ害虫・病気の被害を受けにくくする

でもスギナとかイネ科の雑草がボーボーだと気になっちゃうんですよね…

雑草が生えるのは土が必要としているからです

??(イミワカラン)

土が痩せていると痩せた土壌に適した草が生えます
その雑草は地中に必要な養分を集めてくれるのです。
つまり雑草は放っておけばいいそうです。
聞くに雑草を生やすことで土が肥え
土のレベルが上がるにつれ段々と植生が変わるそうです。
土が肥えてくると生えてくる雑草の背丈も低いものが増えていくそうです。
それならまあ邪魔にならないかな…


雑草にも役割があるんですね~
目から鱗がぽろぽろと落ちてきそうです。
ただ土のレベルはすぐには上がらないので、数年単位でじわじわ上げていくそうです。
自然農法がすぐに結果が出ないのはそのあたりが絡んでるようです。
以下参考文献でございます。

『現代農業』,2010.8号,P98,農山漁村文化協会

『現代農業』,2010.8号,P99,農山漁村文化協会
まとめ
・雑草は生やしておくと土壌が豊かに
・植込みする際の雑草除去は表層2~3cmでOK
雑草は親の仇の様に除去していましたが、生かす方が理にかなってそうです。
パラダイムシフト!!
他にもいろいろと教えてもらえましたがまたの機会に
開拓の続きは次回から
ではばーい!
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