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雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

市民農園

あけましておめでとうございます!

年が明けてもまだ昨年の出来事を書いております。

このペースで現実世界に追いつくのはいつになることやら。

マイペースにやっていきます😋

あらすじ

2020年3月サラリーマンが一念発起し市民農園を契約!

荒れ果てた雑草畑から開拓作業に取り組み、やっつけながらもなんとか形に。

そして梅雨が明けるころには・・・

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

畑雑草になっていましたw

なんという事態!

私が面倒くさがりというのもあるのですが

畑の管理の難しさを知りました

完全になめてました!

他人の畑はなぜきれい?

畑を見渡すと雑草の無いキレイに整備された畑ばかりです。

「こんなに雑草ボーボーなのは自分と空き区画だけかな?」

そう思ってしまう程です。

市民農園を下見した時には雑草クライシス問題が起こるとは微塵も思いませんでした。

そこで考える!

「なぜ?」

うーん…

隣の畑のおじさんの言葉が頭をよぎります。

「畑やめてく人はみんな雑草が嫌になってやめてくんやで…」

そう!

畑を管理できる人しか残っていないのです!

先のおじさんの言葉の通り、雑草クライシスに対処できない者は淘汰されていったのです・・・

この問題を解決できないと私も畑から去ることになるでしょう😥

畑の先人達の対処法

畑を見渡すと、おじいさん7割・おばあさん2割・その他1割といった感じです。

私が畑に行くといつも同じ方がいます。

畑のメイン層は定年退職後のセカンドライファーなのです。

いつもいるという事は相当な時間を畑に費やしているということです。

話を聞くに「時間が有り余っている」、「畑が唯一の趣味だ」、「家にいたくない」など理由は様々ですが

みなさんどっぷり畑に入り浸っています。

雑草対策①

こまめに畑に通って雑草を抜く。

参考時間1~2h/日

必要なもの:時間・マメさ・手間を楽しむ心

畑のメイン層はこの手法です。無数にある雑草を1本1本丁寧に取り除く・・・

とても手間のかかる作業ですが、みなさんその手間を楽しんでいる様にも感じます。

そりゃ~畑もキレイなわけです!

しかしサラリーマンで面倒くさがりな私にはそこまでの時間を捻出してやるのは無理だ!

素直にそう思いましたよw

時間の無い人は?

では畑に時間をかけられない方の雑草対策は?

畑のメイン層を除く残り1割の人は?

わずか数人ですがね。教えてもらいましたよ!

一人はアラヒィフのおじさんです。

その方は10年以上畑を経験しているそうで、種まき・畝の作り方まで丁寧に教えてくれました。ありがたや!

平日はもちろん仕事なので、週末農業で時間は最低でも2h/週は確保しているそうです。

そんなおじさんが10年かけてたどり着いた雑草対策はこちら

雑草対策②

雑草の芽を削り取る!

参考時間1h/週

道具:立鎌 

必要なもの:週一でやり続けるマメさ

荒々しいネーミングになってしまいました。立鎌というツールを使って雑草の新芽を削り取っていく手法です。

いわゆる「芽を摘む」というやつですね。

おじさん曰く、雑草は生長すればするほど根を張り引き抜くのが大変になります。発芽したての状態なら立鎌で表土を軽く削り取るだけで一掃できるそうです。体力的にも楽

おじさん曰く色々試してたどり着いた手法だそうです。畑を見渡すと立鎌を使っている人が何人か見受けられました。

立鎌使ってみた

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

早速買ってみましたよ!ホームセンターで2000円ほど(値段はピンキリ)

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~
刃先は鋭利であり命を刈り取る形をしています

雑草がはびこる表土を削り取ります!

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

「オラオラオラ」

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

「オラオラオラ」

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

削れます!

ただ割と腕の力を使います。重みのある立鎌の方が自重で削りやすいかも。

しかしここで問題発生!

大きめの雑草は地中に根が張って削り取れません。(3cmオーバーだと厳しいかな?)

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~
このサイズの雑草は簡単には削れません
ステンレスの軽量タイプより重みがある方が扱いやすいかも

「オラオラオラ」

力ずくで無理やり削りとります。

「はあはあ」

苦労しながらも駆逐完了です。通路一辺10分弱

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

わかりました。

この手法は上の写真のように、

畑を常にまっさらな状態にすることが必須なのです。

雑草の種は畑のいたるところにバラまかれており、無尽蔵に新しい芽が出し続けます。

雑草の芽を生長させることなく削り取る→新しい芽が出る→すかさず削り取る

というサイクルで成り立つのです。

夏場の雑草の生長スピードは異常です。1ヵ月放置するとこうなります。

雑草クライシス~先人に学ぶ雑草対策~

マジです…!

使い回しの写真ですがマジでこんな感じです。

なのでサボるとこの手法は成立しなくなります。

1週間に一度表土を削る

2週間も間が空くと立鎌で削れなくなるほど雑草が生長します。

なぜ知っているかって?

自分がそうなったからですw

この手法とても省エネで有効な方法だと思います。

ただマメではない人には少し難しいかも・・・

私には不向きかもしれません😂

他の方にも聞きました。

その方はまた違った角度からのアプローチで面白かったので紹介します。

雑草対策③

サツマイモしか植えない

必要なもの:サツマイモを愛する心

サツマイモは葉を旺盛に茂らせるそうで、これを畑いっぱいに植えます。

サツマイモの葉で畑が覆われる→雑草に光が届かない→雑草が生育しないというやり方です。

とても理にかなった手法ですが、

「他の野菜育てられへんやん!」

と心の中でツッコミを入れましたが、とても本人には言えません。

管理の楽さを取るか、それを引き換えに植える作物の自由さを失うか考えものです。

ただ無類のサツマイモ好きには有効な手法だとお伝えしておきます。

省エネ雑草への活路

しかし先のサツマイモ葉で雑草を抑制するという考え方は理にかなっていると思いました。

そこてネットで調べたところ出てきました。

グランドカバープランツという概念

ちょいと調べて試してみたので次回はそのお話を

ではばーい!

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