あらすじ
当方趣味でブロメリア・サボテン・多肉を育てております🌵
場所問題から空き温室を訪ねまわり、ありがたいことに温室の一部を貸していただけることになりました。

そしてさっそく壁にぶちあたりました。
それは「遮光のノウハウがわからない」ことです。
今回は手探りの温室遮光レポートです。
今回試したこと
①無遮光だと冬場でも焼ける
②蘭用遮光ネット試してみた(遮光率45%)
③寒冷紗試してみた(遮光率22%)
無遮光は無作法
2020年11月末、自宅の植物を移住させました。
「これで奥さんにブチ切れられなくて済む!!」
それは天にも登るような気持ちでした。

温室なので日当たり抜群の「Full-sun」です。

ひとつだけ言えること
それはうちの環境より「100倍」マシというとこです。

良い感じ!!
ところがどっこい
1月下旬のある日のこと
温室をのぞいてみると…

こんがりとまぁ焼けています…


1番被害が多かったのはビルベルギアです。
ディッキアは流石の無傷でしたが、サボテン・ユーフォルビアも焼けた株がちらほら
鉢の保温のために発泡スチロールへ入れて管理していました。色が白だから「照り返し」で焼けたのか…?
温室にも「スマート温度計」を設置して温室推移も測りました。

記録によると1/21に最高気温37.2℃を記録しています。
温室内に「サーキュレーター」は…
「もちろんありません!」ドンッ!
こちらの線が濃厚ですね。
ひとつお勉強になりました。
無遮光だと冬場でも日によっては余裕で焼ける!
これは避けたい
1月から焼けるなんて予想GUYでした。
「このまま夏までいったらどうなるんだろう?」
過去の苦い思い出が甦ります…

植物歴の浅い頃の思い出です。
簡易温室を設置した次の日に事故発生

高温による蒸し焼きで主力級が大量絶滅しました…
「あの悲劇を繰り返してはいけない!!」
いさぎよく遮光することにしました。
ということでネットで調べたところ、サボタニ系の方々は夏場40~60%で遮光している人が多かったです。
バラツキがあるのは地域・日当りで環境が全く違うからでしょうか?
自分の環境にあった遮光率を見つける方が良さそうです。
遮光率45%の世界
いろいろ調べて購入した「遮光ネット」がこちら


選定のポイントしては、
遮光ネット:ダイオラン50SG ①遮光率45% 夏場を想定 ②遮熱性 黒ネットだと温室内に熱を溜めそう ③木漏れ日を与えてくれる 市松模様
中途半端な遮光率だと「張り直し」 や「追加」が億劫だったので始めから「夏場」を想定したものにしました。
黒よりシルバーの方が光を反射させやすいのかな?という素人考え
細目のネットだと「直射日光」が無くなり株には物足りなくなるかと思い、木漏れ日が入る「市松模様」柄を採用
あとはサイズ感と価格帯が許容範囲だったのでこちらを購入しました。
早速取り付けます。
「オラッ!」


取り付け方がわからなかったので「洗濯バサミ」でハウス内に張り巡らされていたパイプやワイヤーへ固定
風が吹いたら余裕で飛びそうです☆

「ふぅ…」
30分ほどで作業完了
この日はあいにくの雨だったのでしばらく様子見です。
2週間後
それは晴れた土曜日の午後
最高にご機嫌な時間帯です!

「くっ、暗い..!」
遮光率45%、思っていたより暗いです。照度計など持ち合わせていませんが、体感的に光量が不足しています…!

植物達もこころなしか物足りなそうです。
「・・・」
撤去っ!!

作業時間:15分
「焼け」は起きないかもしれませんが、これでは肝心な植物達が徒長してしまいます。
遮光率22%の世界
その足でホームセンターへ向かい購入しました。


「寒冷紗」を購入しました。遮光率は22%です。
さっそく取付けます。


30分ほどで設置完了
遮光率45%で慣れた頃だと思うので「焼け」が心配ですが、とりあえず様子見です。
今後も経過報告していきます。
ではばーい!
追伸:この記事を書き終えた後にあらたな説が思い浮かびました。
それは「前の環境が日当たり悪すぎた説」です。
多くのビルが、ぬるま湯環境で生長した葉がFull-Sunに対応できず葉焼け
痛みが伴いますが、すべての葉が更新したら意外と大丈夫なのでは?
とか考えています。
結果がわかるまでは1年くらいかかりそうですが気長に確認していきたいと思います。
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