
どーも!
土地なしサラリーマンの
くさおです
実生は苦手意識がありここ数年避けていました。
しかしブリーディング・オリジナルハイブリットには避けては通れない道…!
栽培技術向上のために今年から積極的に挑戦します。
今後の為に条件を書き留めておきます!
(現時点での方法なので結果を見て随時アップデート予定)
用土:①硬質赤玉土(細粒)
②硬質赤玉土(細粒)+表層5mm 種まき用土
・ブラックウォーター1000倍で用土腰水給水
・播種まえに用土沈圧(用土の浮き防止)
・播種 事前に好光性・嫌光性確認
わからない場合は覆土有り無し少量テストで様子見する
・カビ防止 表土にベンレート水和剤散布
・チャック付きポリ袋で管理
環境:ヒーターマット設定温度30℃、LED照明 8時間/日

今回チャレンジしたのは以下5種になります。
種子
Nicotiana sylvestris 1000粒
Nicotiana glauca 1000粒
Dicksonia antarctica 100粒
Musa textilis 10粒
Pilosocereus glaucescens 1000粒
用土

・容器は100均のプラ容器を使用
発芽後しばらくは腰水管理管理をするので容器底に穴をあけます。
なぜ腰水かというと過去の苦い経験からです。生まれたての赤ちゃんに滝行をさせるとどうなるか?
後悔します。

・用土
所説ありますが、今回は赤玉細粒にしました。小粒だと粒が大きすぎて初期の根張りに苦戦する印象です。盆栽用の硬質赤玉を使用しましたが、もっと安価な芝の目でもいいかと思います。
実験として表層5mmだけ種まき用土を被せたタイプを混ぜて、初期成育での根の食いつきに差があるか確認してみます。
播種前の下準備
・播種前に用土を給水させます
ポリ袋のカップ用土を並べて用土が湿るまで給水させます。

少しでも確率を上げたかったので、ブラックウォーター1000倍希釈液を使用
メネデール、ただの水道水で初期成育の違いをみたいところですが
面倒くさい気持ちが勝り次の機会で!

給水タイム!!
一時間後…

下穴から溶液を吸ってくれました。

・カップの底で用土を沈圧します
用土の浮きを無くし根が食いつきやすくします。特に種まき用土はフカフカしすぎているので、ひと手間かけて軽く表層を固めておくことをおすすめします。あと種子を覆土する場合、沈圧して平面を出すことで覆土の深さをそろえることができます。

はい!沈圧!!
続いて種子を蒔きます。

Pilosocereus glaucescens
これで1000粒あるそうです。
数える気はさらさらありません。

Musa textilis ’Ebony’ 10粒
謎多き黒バナナ ネタです。
好光性か嫌光性かわからなかったのでひとます半々でテスト植えです。

Dicksonia antarctica 100P
胞子なのでカウントの仕方がよくわからないですが、とにかく100P とのことです。
適当に1つまみ入れてるだけな気がします(笑)


・最後に表土にカビ防止のためベンレート水和剤を吹きかけます。
霧吹き後カップ容器に蓋をします。水分は基本腰水供給です。
・ポリ袋にチャックして発芽管理に入ります。

日中は太陽をあてて土の温度を上げて~夜は室内へ取り込み
という管理は面倒くさいので安定した環境を構築しました。
ヒーターマット 設定温度30℃
LED植物育成ライト 8-17時まで照射 距離は約600mm

LED植物育成ライト
植物の成育に必要な赤・青の光波長がメイン。さらに紫外線+赤外線波長の電球も兼ね備えているので、太陽の代わりとまではいかないが室内照明としては及第点かと思います。
LEDで長寿命・600Wで光量・照射面積は十分。価格は7K弱なのでコスパもいいかと思います。
唯一の欠点としては、紫色のムーディーな光が近隣の目が気になることくらいです。

ホームセンターで断熱材(スタイロフォーム)を買って作製。熱効率あげていきましょう!

ヒーターマット
別売りのサーモスタットで温度設定可能
まとめ
播種から1週間後( ^ω^)・・・


無事発芽しております。
写真撮影時2月下旬ですが、難なく発芽させることができました。
やはり環境を整えるということは面倒くさがり屋には必要なことかもしれません。
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ではばーい!
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