アグラオネマの続報です。
今年の春に株分け後、自宅ベランダから温室での管理に切り替えました。
しかし現実は甘くなく…

遮光のチューニングを失敗したり、外部からの照り返しが直撃して焼けたりで、葉っぱ1枚あればいいの状態になってしまいました。

くそだな!!

そんなこんなでうまいこと温室管理に順化できないまま冬へ突入
アグラオネマは熱帯雨林で自生している植物です。
寒さに弱く、私の過去実績では室内無加温で最低気温8℃くらいで厳しめでした
(死なないまでも落葉し、来期の立ち上がりに時間がかかった)
私の温室は無加温で冬場のビークで夜間の最低気温がー1,2℃
「無策ではやられる…!」
というわけで今回はアグラオネマ冬越し用の簡易保育器を作りました。
簡易保育器Ver1.1
保育器と言っても大したものではなく、コンテナを発泡スチロールの箱にぶち込むだけです。
アグラオネマを箱入り管理することで無加温でも温室で冬越できるのではないかというスケベ心から作製しました。
材料
①コンテナ
②発泡スチロール(コンテナより少し大きめ)

コンテナ@2000円
上フタにパッキンがあるものを選択→密封することで容器内の湿度確保
半透明なタイプで程よい遮光間(柔らかい光)を期待

発泡スチロール@700円
コンテナより少しだけ大きめサイズ
出来れば保温が効くように保冷用のものが理想(見つからなかったので普通のタイプを購入)
それをドッキング~!!

できなかったのでちょいと加工します

コンテナの余分な部分をカットします
こいつでな!!

カットする部分ををマーキング
鉢が段ボール内にすっぽり隠れるように設定しました

切断作業
オラ!!

オラ!!

オラー!!!

ふう…

なんやかんやでうまいことはまりました
発泡スチロール中に隙間埋めに緩衝材を入れます。
空気の層が保温に一役かってくれることに期待

コンテナをはめ込み隙間を埋めたら保育器完成です。

実際にどの程度の性能なのかデータどりをしました

日光での蒸し焼きが怖いのでネットで追加遮光
リトマス試験紙代わりにアグラオネマを一株だけ入れてみます

白い箱に得意のデジタル温度計を入れて1週間ほどデータ取り・・・

結果・・・
外気温と変わらず…!
こりゃダメですね
簡易保育器Ver1.2ヒーター設置
Ver1.1ではたいした保温効果はなく温室設置は断念
自宅管理プランへ変更です。
機材
・ヒーターマット
・サーモスタット(温調)

電源を使えるので以前買ったサーモヒーターを取り付けます。

見えづらいですがコンテナの下に熱源を仕込みます。

今年の春の悲劇を繰り返さぬため、プローブが外れぬようにガムテープで固定(設定温度28℃)

毎度のごとく温度計を仕込みます。

密封…!

いや、水滴がすごいので少しだけ開けときます

数日後…

ヒーターが効いているようで21~28℃で推移しています。
これなら快適生活が出来そうです。
まとめ
アグラオネマの冬越し用に簡易保育器を作製しました。
しかし無加温ではたいした保温効果はなく熱源が無いと厳しそうです。
最終的にサーモヒーターを取り付ける形で決着。
温度管理もたやすいく冬場もぬくぬく生長させることが出来るのではと考えております。
しばらくはこのまま運用して様子を見てみます。
ではばーい!
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